統治者達

だれが「記憶にありません」と語るのでしょうか?統治者達です。彼らはそうしてひたすら語り続けるのです。

• 大抵は語るのは統治者達であり、語ることしかできねば、語ることしか欲しもしないのが統治者達であるということを悟らねばならないだろう。私達に提示される純然たる憤怒といった舞台の役回りは拒否できるし、また拒否せねばならないとは、経験の示すところである。-フーコ『政府に対しては人権を』