2017-02-16から1日間の記事一覧

「弁名」ノート‬ No. 8. ( 私の文学的フットノート)

‪‪‪「弁名」ノート‬ No. 8. ( 私の文学的フットノート) ‪聖人の制作になる諸名辞の‬ ‪なんと大きいことよ‬ ‪儒教言説で読み解く世界の‬ ‪なんと小さいこと ‪「朱子にあって道とは内なる道理であり、外なる秩序であり、人の内外を貫く規範である」「道路とい…

「世界史」という幻想

「世界史の構造」は戦争による解決の話で溢れるが、民主主義に言及されることが少ないと思います。私の印象だけでなく、この翻訳を読んだイギリスの評論家もそういう点を指摘した上で書評を書いていました。誤解と悪影響でか?言論界に、ナポレオン歴史修正…

思想史

表層とか言葉のことが言われてきたけれど、問題となってくるのは、いかに表層を為す平面の端から言語の端へ行くかということ。裏側と折り目、重なり合いと切断、帯が含む密度と筆跡、包摂されない余白。過去の思想家の「名」も「思想」も失われたとき、思想…

光源から壁スクリーンに至る光の矢というかね、投射の形式を全体概念に適用した形而上学に対しては、思想闘争を通じて、明鏡止水的に「至る」ことの無理がいわれ「学」が要請された