2019-04-10から1日間の記事一覧
渋沢栄一は、近代日本の礎を築いた実業家というのなら、ほかの見方からは、暴力によってアジアを破壊した近代日本の礎の実業家ということにもなりましょう。渋沢は、17世紀の『論語』を体系的に読む儒者が19世紀の知識人になる時代の人ですね。わたしはいく…
渋沢栄一は、近代日本の礎を築いた実業家というのなら、ほかの見方からは、暴力によってアジアを破壊した近代日本の礎の実業家ということにもなりましょう。渋沢は、17世紀の『論語』を体系的に読む儒者が19世紀の知識人になる時代の人ですね。わたしはいく…
中国語は読めないが、『国家と祭祀』は『国家与祭祀』となっていることで、改めて「と」の意味はなんだろうかと考えはじめている。また興味深いこのデザインをみると、「国家」と「戦争」のあいだに、「祭政一致」「天祖」「神道」の字が配置されている。つ…
思っているが、この映画について最初に言っておかなければいけないことは、アラン・ドロンがゾンビみたいに描かれているということ。 物語を説明すると、ウィキのストーリーではこう簡潔にまとめてあった。 「彼女」ことエレナ・トルラート=ファヴリーニ(…
思っているが、この映画について最初に言っておかなければいけないことは、アラン・ドロンがゾンビみたいに描かれているということ。 物語を説明すると、ウィキのストーリーではこう簡潔にまとめてあった。 「彼女」ことエレナ・トルラート=ファヴリーニ(…
『カラビニエ』(仏語 Les Carabiniers、「カービン銃兵たち」の意 。1963)は、年ロベルト・ロッセリーニの書いたブレヒト劇の戯曲をもとに、ゴダールが映画に翻案したらしい。銃殺される女性がロシア・アバンギャルドの詩を口にすると兵士達が発砲できな…