今日の居酒屋トークは、この一か月で、'アジアがみえなくなってきた'

今日の居酒屋トークは、

ポツダム宣言を知らない安倍が益々、自己の(戦う)「こころ」に向かって内部的に孤立していく、吉田松陰化のバカ丸出しだという話題でした。もうひとつの話題は、この一か月前のAIIBのヨーロッパ主要国加盟でアジアがみえなくなってきたこと。(安倍の歴史修正主義を発端として)、国内の支持を引き出すために、これまで互いに罵りあって求め合った「敵」同士のあいだの、ゲームの規則は変わるのか?加盟を促す中国側のタフな政治的な抱き込みで、安倍の反アジア的'至誠'的戦略が徐々に崩されていくのか、「こころ」(国民道徳)の安倍の憎悪ゲームの敗北まで。ここからはguess-workのシナリオですが、日本は人様にそれを言う資格があるの?と謂いたくなりますが、兎に角加盟の条件として日本は(偉そうに)中国側に人権と民主化改革の難題を要求、その場合現在の中国側は単純には反発せずに、政治的にある程度それに対応していく可能性も。ここで大変ややっこしいのですが、整理しておくと、中国の少数派改革的"右派"が左翼。ネオリベ路線をとる中国共産党エリートを中心とした多数派保守的'左派'が右翼。前者がいかに後者を動かすのか、あるいは挫折してしまうのか。習近平は、両者の駆け引きをみて、'新儒教'という中国版'教育勅語'(ただし日本のような家族国家観ではない)で国民に厳しい統制をかけ、他方で内部改革を行うという指摘も。もし加盟のとき今度は、中国は日本側に何を要求するのか?靖国の合同祭祀の取りやめとか?問題は、日中戦争70周年に向けて想定されるデモが東アジアにとって政治的にどんな意味をもってくるのか。AIIBを契機に、中国も日本も同じままであるとは考えにくいことです。この大事な一年にわれわれはなにをすべきなのか?残念なのは、事なかれ主義の政治家の顔色を窺うばかりで、共にかんがえてくれるようなたよりになる新聞は日本から消滅したことー 新聞の他国を罵るヘイトスピーチはいくらでもやるというのに