百年後の人々は9/11をどのように語るのでしょうか?あれは最初の9/11だったとおもいだすのでしょうか。「イラク戦争ではない」という言い方で、イラク戦の反復にストップがかからないと心配します

百年後の人々は9/11をどのように語るのでしょうか?あれは最初の9/11だったとおもいだすのでしょうか。「イラク戦争ではない」という言い方で、イラク戦争の反復にストップがかからないと心配します。イラク戦争はいつ終わるのかという問題提起が必要となってくるとおもいますね。「アイリッシュ・タイムズ」紙(2004年8月26日付け)は、シャノン空港に1000人の抗議者があつまったと報じました。米軍のために食料を運搬する軍飛行機がこの空港を利用していたのです。新聞は過剰警備に抗議しています。そもそもお互いに仲良しという評判の平和志向のアイルランド人の間で、このような対立軸を作り出すことが自体が罪深いといえるかもしれません。また見出しに、一万人の抗議者が首都ダブリンに、とあります。9月11日までに10万人が集まることになりました。このときは、500万人の十万人、実に50人に一人が抗議したのです(一億の国の国会前に十万人を超えた抗議者を私は一度もみたことがありません。)オコノリー通りは本当に地面がみえないとおもうほどの人数でした。エスタブリッシュメントの伝説をなすイースター蜂起を超える人数で、(当時アイルランドイラク戦争に直接関わっているとはいえなかったのですが)、遥か遠い人々を自分達の立場に置いて、爆撃される彼らの苦難を想像し、見るに見かねて思わず街頭に出てしまったといいます。この自発的市民の抗議は、アイルランド政治の根本を変えていくのではないかと論じられていました。

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