映画「インデイアソング」

映画「インデイアソング」では、鏡を立てた壁に発砲した男性が私の世界へと追いやられ、他方で眠る女性が公の世界にとどまる。デユラスの流れ行くエクリチュールにおいて、私の世界と公の世界は切り離してはいけないし無理に統合もできないのだろう...そしてこのとき誰かが私の世界と公の世界の間を彷徨っているのだ。 少女時代の回想においては母が流れ行くエクリチュールとなったと言われる‬