読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

天皇退位について語ることが非常に危険になってきた

「個人の意思を与える退位は天皇制を終わらせてしまう」と日本会議の論者は繰り返す。反射的に賛成か反対かと反応するだけで、言論の幅が極端に狭くなってきたという意味において、現在は、第三項的に、天皇退位について語ることが非常に危険になってきたと思うのは私だけではあるまい。政治に知的議論を介在させないことが戦前天皇ファシズムの形ではなかったか?京都から天皇を連れてきた明治の近代化の失敗を分析して、天皇全体主義都市(東京)の外へ出す時だと発言し、市民が生活できるもう一つの近代化は不可能なのかを問う言論の知的スペースがいつの間にか無くなったのだ。 江戸時代は京都、大阪、江戸が、文化、経済、政治の中心をなす。平成天皇がいい人だからといって心から入ると、政治と文化と宗教が同じ東京に統合された歴史の問題を見逃すかもなあ