選挙 (2017)

世論調査によると、野党候補については「50代以上に支持が厚い」、自民党候補については「20代、30代に支持が厚い」。だけれど市場原理という死んでいるものを生きていると希望を感じているのはなぜ?自民党的なものにリアルなものを感じないでしょう?ここで、誰が市場原理を物語るのかというポイントがあります。安倍自民党が蘇らせようとする国体的過去を批判的に考えることもないままに、「日本人」の文化的起源をいう日本会議に連なっていく希望が物語る市場原理のことです。経験的なものにたいする反証の精神がこの文化的言説のなかに眠らされています。そうしてだんだん喋れなくなってきました。目覚めよといわれますけど、仮に夢の中でも、危険をかんじることなく、もっと自由に喋らせてくれという要求はありますよ、一番抑圧されている若い人たちの間から初めてでてきた要求かもしれません。何とかここから巻き返しが始まらないでしょうか