パナマ問題をかんがえる - 経団連がパナマ問題に取り組む欧州案に反対するのは単に、脱税がばれるのが恥ずかしいからでしょう。だが、なぜ恥ずかしいのだろうか、これについてかんがえてみます

パナマ文章の問題をかんがえる

経団連がパナマ文章の問題に取り組む欧州案に反対するのは単に、課税逃れがばれるのが恥ずかしいからでしょう。だが、なぜ恥ずかしいのだろうか、これについてかんがえてみます。だが、なぜ恥ずかしいのだろうか、これについてかんがえてみます。▼経団連ビル応接間の壁四方に肖像画として高く掲げられた歴代のどんな会長さんも社長さんも、教育が与えられなければ読み書きもできませでしたし、従って考えることもできませんでした。▼近代ではたまたま偶然に恵まれた才能の条件が個人に結びつけられます。この結びつきがオカルト的に過大評価されますけれど、しかしながらそもそも経済人のその才能は教育のおかげで必然として開花することになったことは明らかです。例外はありません。▼このことは今日も同じです。洞察を働かせれば、そうして社会がなければけっして現実化することがなかった富を丸々、その社会からずっと排除し続けている自らを憎んでいるから、どうしようもなく自らを恥ずかしいと感じるのではないでしょうか。▼経団連は、「仕方がない」とか、「秘密の権利の保障」とか言えば言うほど益々自らをどうしようもなく惨めにしてしまうぐらいならば、隠れて持ち続けている65兆円の偶然を社会にかえし、学校に行けない貧困への差別をやめて、必然としての正義を行ってください。