公人と私人

靖国公式参拝の小泉元首相が信仰の自由と人権が自分にもあると言ったとき、公人が私人の立場を主張する問題が始まりました。このとき十分に反論しなかったから、安倍政権において事実上同じことが起きているのではないでしょうか。他人事とは思えないのです。なぜでしょうか。恥ずべきことに、この私が属している世代に関わることです。中曽根時代の公式参拝に抗議しなかったような異常と言われても仕方ないような若者達が今日、首相夫人「たち」であり、彼を支える防衛大臣「たち」であり、そして証人喚問で彼を守る議員「たち」なのです