仁斎論語

‪仁斎論語というのは、仁は畢竟、愛なり、という詩の如く沸騰する言葉に凝縮されている。要請された理念的世界と美の感覚世界は、同じ大きさを以て存在していると思う。この二つの円は近代がするように切り離したら、此方の円が彼方の円を表象しているという風に考えなければすまない