アイルランドの20世紀

インド哲学中国哲学を勉強するひとが少ないという。そういう私も勉強してこなかった哲学たちなのだけれど。今日神田の古本屋街で中村元のリグ・ベーダーの解説本をよんでいたら、イスラムが影響を受ける言い回しがあるという。と、ダブリンで原文?と英訳の本があったことを思い出してしまったことを思い出してしまった。アイルランドにおけるプラトンの継承、スコトス派(スコットランドのではない)の学問好きのリベラルな人々は求めるー仏革命よりも、五百年前のルネサンスを。リグ・ベーダーやウパニシャッドを読む、17世紀の無限を有限におく神秘主義の継承?瞑想の傍らで、フランスみたいにもっとアリストテレスを読むべきだと呟く、マイナーなトマスアキナス派の声もきいた。外国人のわたしにだけこのことを告げる。不思議に思ったものだが、ケルトの虎と呼ばれる景気で、その数が二倍になった世俗的な中産階級は、アナクロニズムにみえるカトリックの政治に不満だが、仲良くしていても社会主義者に心を開くほど無神論の近代を信頼していないというか...