「良い独裁もある」...！？

現在公に向かって、何という恥知らずでグロテスクな教養知が喋っているのだろうか？日本ジャーナリズムの一部から発せられているというこの種の発言は、政治的災害から逃げることを非難してきた言説の現れであるかもしれないのだ。「良い独裁もある」？たとえ微かな声でも、これに反論しておかないとしたら、思想だけでなく、文学と詩、演劇と映画のマジョリティに貫いているような、一国知からしか、目に見えない他者が生きている場所ー存在しないものが存在するというーを想像できないとする精神の絶対的貧困とおなじになってしまいそうで本当にいやである...