2016-09-13から1日間の記事一覧

再び、「ホンモノ」か「ニセモノ」かという起源が問われれている

ヨーロッパが「ホンモノ」、日本がそれと違うことをするときは「間違い」と堂々と言えないせいか、姑息にも、「ホンモノ」文化アイデンティテイーと「ニセモノ」文化アイデンティテイーの間の線引きを始めた。「ホンモノ」文化アイデンティテイーの修正を、…

「論語」の世界 No. 9

蓮舫氏という名の野党指導者に対する、事実上の屈辱

1、究極的に価値あるものとは、偶然によってはかられるものじゃないでしょうね。たまたまどこの国で生まれたとか、生まれなかったという事実は、偶然に属する事柄です。 2、究極的に価値あるものとは、そんな偶然的事実ではなく、むしろ共同体の人々と何を作…

ジャン=リュック・ゴダールの世界 No.11

ジャン=リュック・ゴダールの世界 No.11 愛とは精神の極み。 そして隣人への愛とは、一つの行為。... ・暗闇が覆うイメージを指示することによって、ここで「隣人」の理念について語るのはなぜか。暗闇のなかで語らなければならない、ここでただし光ついて…

言葉と物のコンパクトな世界 No. 13

言葉と物のコンパクトな世界 No. 13 ドゥルーズもよくジョイスに言及している。ドゥルーズはなんといってもフーコの本が「宇宙第一の書」であった。プルーストとジョイスの本といっしょに、自分の本について語ってきた。「昔の流儀で読まないが、また昔の…

ジェイムス・ジョイスの世界 No. 13

ジェイムス・ジョイスの世界 No. 13 ジョイスのどの一行を読んでも、そこに<自分は悪くないんだ、悪くなかったんだ>と訴えている彼の自己正当化を読んでしまう。そこには、ジョイスが不満におもった文化権力にたいするたたかいと、それを体現した、彼以外…