『皆殺しの天使』(1962 ルイス・ブニュエル)をたたえる

‪2019年は安倍政権が制作した「敗北日本」の部屋から誰も出ようとしないかんじだけれど、『皆殺しの天使』(1962 ルイス・ブニュエル)がなんかようやくわかってきたような気がする。誰も出れない部屋とは絶対権威の部屋として物語られていたのではないか。そして暴力というのは、言論によっては覆すことができない絶対権威にたいして正当化されるように感じられるとき、次になにが起きるのか。純粋な理性如きもの(言論なき思想)が、(思想から自由な)純粋な暴力とともに、限界なく広がっていくとしたら、これはブルジョワ近代に反復する皆殺しのファシズムにほかならない。‬

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