2015-01-26から1日間の記事一覧

パラドックスのゴダールの映画史

パラドックスの映画史 「映画史」にどんな映画がいくつあるのかという問いも本質的なものではないとおもいます。「映画史」が「映画史」を言う主体(ゴダール)に触発する意味が問われるべきだからです。見ることの複数性の意義を教えるとき、正反対の方向で、…

河上筆「貧乏物語」を読む

河上筆「貧乏物語」を読む エピクテトス的に、大杉栄は、この道(監獄)の内部の他(脱出する自身の思想)を問うた思想家でした。大杉はこう言いました。「大逆事件の審判中、閣僚、大臣は一人も傍聴に来なかった。最初は捕らえた者二十四人に死刑判決を下して国…