2018-12-24から1日間の記事一覧

ラスト『銀河鉄道の夜』(東京演劇アンサンブル)

宮沢賢治は線をひく。 銀河鉄道が行く垂直線と 共同体が住む水平線の間に第三の線を引く。 この至高かつ卑近な線によって、 生死は、宇宙論的な世界のなかに読み入れられていく。 近代は死んだらそりっきりだけれど、宮沢賢治の世界では、生も死も共同体にと…