2019-04-20から1日間の記事一覧

ゴダールの映画史

‪ゴダールは短編含めて90本ぐらい作品があるのかな、70年を要した。24作品について書いたが、『映画史』一本は90本より遥かに大きい。わたしの力では書けないだろうな。‪ほんとうに嫌な世の中だから背を向けて一本一本について書いている‬

ゴダールの‪『偽造旅券』(Vrai-faux passeport 2006)

‪『偽造旅券』(Vrai-faux passeport 2006)は、”ユートピアの旅ー失われた公理を求めて”と題されたポンピドゥー・センターでのゴダール展である。それは、アーチストの間で大きな関心を呼び起こす「ゴダール」のシュールレアリストとしての再定義だった。しか…

‪ゴダールの『彼女について私が知っている二、三の事柄』(Deux ou trois choses que je sais d'elle 1966 )

‪ゴダールの『彼女について私が知っている二、三の事柄』(Deux ou trois choses que je sais d'elle 1966 )。 パリ郊外の新首都圏拡張整備計画に従って建設された公団住宅で起きている主婦売春の話である。映画は、地球環境を破壊しながら消費社会のパリ全…

ゴダールとアンヌ=マリー・ミエヴィルの‪ 『ヒア & ゼア こことよそ』(Ici et Ailleurs 1974)

ゴダールとアンヌ=マリー・ミエヴィルの‪ 『ヒア & ゼア こことよそ』(Ici et Ailleurs 1974)。 この映画はパレスチナという名を与えられることによって土地なき人民のあり方を問う、と同時に、土地なき人民を住処とする映画自らのあり方を再構成しようとし…