だれがNationalityを語るのか?それはいつ始まったのか?いつ終わるのか?

‪世界はNationalityで構成される集合体であるのか?Nationalityとはなにか、それをどう定義するかは思想史にかかわる厄介な問題である。イギリスは「普通の国」になろうとしている"Brexit"で、このNationalityの問題が出てきた。それは、独立国家としての存在なのか?だけれどだれが「独立」を語るのか?この点について、「世界にいくつ国があるか?」の問いに対して、国連加盟国は193ヶ国であり、外務省(日本政府が承認した国家)のホームページは196ヶ国と記しているようだ。だけれど、世界とおなじ大きさをもつロンドンの大きさを知るとき、なんかこういう独立国家で数える指標はそれほど自明に依拠できるようなものではないと感じていた。アイルランドからロンドンに入ったからそうおもうようになったこともあるかもしれない。今朝、The New York Times 誌を読むと、写真の説明文に、London, a city of 8,7 million people representing 270 nationalities とある。わたしが抱いてきた疑問がそれなりに意味あることを確認できた。870万人の270のnationalities の滞在が問題となってきたというから、ここで言われる270という数は国連加盟国や外務省の公式承認している国の数よりも遥かに多いのである。‬だれがNationalityを語るのか?それはいつ始まったのか?いつ終わるのか?