それは投射する、

人の心は天の心が空にあるのをみた

自然の心は決して嘘をつかないと

その逆の方向から、天の心が

人の心を投射するとき、

人の心とはなんだろうかと根拠づけた。

と、古代はまだほとんど歴史をもたないが

物語る世界はあった。

人間が誕生するとき

初めてそれは投射するだろう。

人々の孤独は歴史の孤独が過去にあることをみる。

歴史の孤独は呟く。

やはり逆に、歴史の孤独が

人々の孤独とはなにかと根拠づける、

精神という名で、労働という名で

あるいは世界史という名で。

精神と労働と世界史は約束する、

自然において疎外された理念を克服できると。だが

人々は逃げることができる世界がそこにあるのを見ただろうか