知識人

三浦さんの言う「いまある制度」が、安倍政権と日本会議が根差そうとしている、明治維新の新・権門体制(旧権門体制に下級武士、軍人、官僚を加えた支配体制)だから、その「いまある制度」とは別の制度の可能性を考えようとしている。また祭政一致に行く方向のなかから、表象に文化的起源をはめ込もうとする「いまある制度」の中から、その内部に則して「深く考え」る類の反省ではやっていけなくなるのでは?知識人というものは反時代的に方向づけるー人類と共同体に立つ。「社会の進歩のために」反省したりしない。傾向として、日本哲学者の多くは制度の問題をいつも主観から入る。問題は、その主観が予定調和的であること。「いまある制度」の部分となっていて外部の位置からみようとしないからか?‬自身に対する批判をこめて問う

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選挙 (2017)

世論調査によると、野党候補については「50代以上に支持が厚い」、自民党候補については「20代、30代に支持が厚い」。だけれど市場原理という死んでいるものを生きていると希望を感じているのはなぜ?自民党的なものにリアルなものを感じないでしょう?ここで、誰が市場原理を物語るのかというポイントがあります。安倍自民党が蘇らせようとする国体的過去を批判的に考えることもないままに、「日本人」の文化的起源をいう日本会議に連なっていく希望が物語る市場原理のことです。経験的なものにたいする反証の精神がこの文化的言説のなかに眠らされています。そうしてだんだん喋れなくなってきました。目覚めよといわれますけど、仮に夢の中でも、危険をかんじることなく、もっと自由に喋らせてくれという要求はありますよ、一番抑圧されている若い人たちの間から初めてでてきた要求かもしれません。何とかここから巻き返しが始まらないでしょうか
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二大政党制 ?

‪まだわからないが、内閣支持率がマイナスの党が圧勝してしまうことほど不可解なことはない。問題は、その後なおこの制度をそのまま維持することだ。意外な事でも何でもないのだが、イギリスに二大政党制は存在しない。二大政党制を純化した原理主義は日本にしか存在しない‬

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仁斎論語

‪「国語」と「日本語」は同じ二つではない。「日本語」は外部からみた視線をもっている。そして「国語」の憲法と旧憲法として、近現代文学と古典があるかの如く受けとめられているならば外部性を欠いている。仁斎論語は古典に属するがその部分ではない。寧ろ近代の意味を問うマイナー文学ではないだろうか‬ (ここでマイナーとは、確立した物の見方のなかでそれとは別の見方をする外部のことである)

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MEMO ( ART)

‪Everything has become an affaire that's settled among the colors themselves; a color will come into its own in response to another, or assert itself, or recollect itself. Rainer Maria Rilke 1907‬

‪What I hear is valueless; only what I see is living, and when I close my eyes my vision is even more powerful.‬
‪Giorgio de Chirico‬

‪Everything has become an affaire that's settled among the colors themselves; a color will come into its own in response to another, or assert itself, or recollect itself. ‬

‪Rainer Maria Rilke 1907‬


‪It's as if every place were aware of all the other places.‬

‪Rainer Maria Rilke ‬

‪Picaso se posait aussi beaucoup cette question; jusqu'où puis-je aller dans la penture? Quand ils en avaient marre de peindre des paysages, il ne restait plus aux peintres qu'à se peinde eux-mêmes. Le cinéma étant un peu autre chose , ne pouvant pas se faire seul, on peut toujours montrer ce qu'il y a autour de cette solitude.J'ai toujours pensé que le cinéma était un instrument de pensée  (Godard)‬

ピカソもまた、絵画において自分はどこまで行くことができるのか?とよくみずからに問うた。画家が風景を描くことにうんざりしたとき、画家に残されていることはもはや自分自身を描くことでしかなかったのだ。映画はこれとはいささか異なり、ひとりで作ることはできないので、つねにその孤独な人間の周りにあるものを示すことができるのだ。わたしはずっと映画は思考手段だと考えてきた。(ゴダール)‬

‪Taste is the best judge. It is rare. Art adresses itself only to an excessively limited number of individuals.‬
‪Paul Cézanne 1904‬

‪Animal figures rigid as statues, with something indescribably solmn and religious in the rhythm of their pose, in their strange immobility. In eyes that dream, the troubled surface of an unfathomable enigma.  ‬ 
Paul Gauguin 1921‬

‪Everything is both connected to and develops from its own time, first one complicates, then one simplifies. ‬If the Impressionists simplified the palette, if they achieved greater colour and luminously, it is the thanks to investigations of the Romantic master and his struggles with the complicated palette.
‪Paul Signac 1899‬
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仁斎論語

‪『論語』は孔子の人生である。と、弟子たちや後世の人々によって、孔子の言葉がそういう風に編集されている。孔子は‪『論語』を読んだわけではない。彼の死後、『論語』ができた。そもそも孔子が生きている間にすでに弟子たちが孔子と共に孔子との対話をつくったのである。ところで‪『論語』の最後のほうで、隠者たちが色々な姿をとって孔子の前に現れる。乱世の世に孔子の公に関わった人生が無意味だと読者に告げる以上は、隠者は孔子の人生の全体を見渡していた。もし彼らが今で言う所のストーカーでなかったとしたら、隠者は‪『論語』を既に読んだにちがいない。否、隠者たちの正体は弟子たちだったかもしれない。だから何もかも知っていたのだ。想像が膨らむ。『論語』を読み解くために、注釈のほかに探偵が必要だ。それにしてもこの謎の隠者たちは現れるときどこから現れるのか、大変気になる。『論語』という建物の内部の中に入った読者からすると、隠者というのは、なにか、『論語』の中の地下室に潜む存在だ。結局2500年間したたかに生き残ったのもこれから生き残るものも、巣穴の彼らなのではあるまいか

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21世紀デモクラシーとは何か

古代ギリシャの人々が議論して問うことを実現したデモクラシーと、古代ローマの選挙するデモクラシーは同じではありません。不可避的に、暴君は選挙から現れます。このことはローマでは避けられなかったのです。現在、拠り所となる、21世紀デモクラシーとは何かを問うことなく、何か空ろとなってしまっていることの理由がここにあります。外部の広い世界をみますと、現在議論されているのは、グローバル資本主義へズレてしまった、普遍主義の物の見方(人類)の中でいかにこれとは別の見方をするかという点です。人類と共同体(アジア)に立つ見方が要請されているのだとおもいます。具体的には、反緊縮の方向と、祭政一致をやめる方向(アジアとの共存の条件をつくるために、表象に文化的起源を持ち込むことをやめる方向)ではないでしょうか?