2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

共同体がいかに人間的尊厳を以て生きることが可能なのかを問うたフーコの言説が、2015年のわれわれに触発する意味はなにでしょうか?

「主体の解釈学」(1982年) のフーコの中心的テーマは、<自身への配慮>といっても過言ではありません。そこで共同体の自己自身への配慮が問われることになりました。共同体がいかに人間的尊厳を以て生きることが可能なのかを問うたフーコの言説が、2015年のわ…

破れ傘 (4)

ああ、'心地よい安全'な恋人紹介はネットの青空を駆け巡るが、 愛が存在しなくなったのはいつからかしら?かつて愛とは予測不可能な事件だったという。...現在は人間と世界への愛が全然足りない。リスクをともわない愛ならばネットの画面に溢れているけれど…

愚鈍に単純に、見よ。マルクスがいう99%の向こう側に、ピケティがいう1%がいます。この1%に構造の知が属しているのです

凄い言葉です!生産様式、社会関係を語った言葉についてこれ以上のこともこれ以下のことも解釈する必要がないでしょう。愚鈍に単純に、見よ。マルクスがいう99%の向こう側に、ピケティがいう1%がいます。この1%に構造の知が属しているのですー 世界史の構造…