2016-04-02から1日間の記事一覧

サミュエル・ベケット「モロイ」を読む

サミュエル・ベケットというと、前衛作家のチャンピオンのイメージがありますから、非常に抽象的な空間しか描かないとおもわれますが、具体的な風景について全然書き記していないかというとそういうわけではありません。「モロイ」前半のラストで春の不安定…

問題提起;21世紀の思想の可能性を4つのテクストからかんがえてみる

問題提起;21世紀の思想の可能性を4つのテクストからかんがえてみる ▼ボッブス(1588-1679)の「小さな運動の兆し」ーエピクロス的に言って、横にそれることに自由の契機がある-はどこで起きるか? ▼朱子(1130-1200)の反近代主義的?の「脱然貫通」とはなにか…