「どうぞ御理解とご協力をお願いします」

「どうぞ御理解とご協力をお願いします」

警官たちは上からの命令と抗議者の罵倒にはさまれていて、なんだかやる気を失っているのではないかとおもわれる者も出てきたことにちょっと気がつきました。ところで、ロンドンの街中で、集会とデモがどこでやっていると警官が教えてくれることはないのですが(聞く方が聞く方だが)、グリナ―ウェイの映画に出てくるような噛みつくために訓練された獰猛な犬のように吠えまくる犬数十匹を待機させたトラックが必ずデモの近傍に配置させてますから、それさえ見つければいいわけです。東京は噛みつく犬は来ませんが、警官が交通整理を理由に? (海外ではあり得ないような) 小さなブロックでデモ参加者をバラバラにする姑息なやり方で車道を歩かせ、車をギリギリに突っ込ませてくるのは本当に恐ろしい。最初の反原発デモのときは、外国メディアのいるところでは、高齢者の体力のない抗議者が歩道にあがるのを叱り飛ばし、列からはみ出そうな若い女性たちを横からどつくような手荒なことをせずに、「迷惑になりますから」とかいうお坊さんの口調で説教していましたが、今週国会前でデパートのエレベータ係みたいなキモイ口調になっていて、「あちらの道は混雑してますので、こちらでご抗議なさってくださるようお願いいたします。どうぞ御理解とご協力をお願いします」とお願いをお願いしてくるところが、勘違いの極み(汗)。「届出」と「許可」の違いも分からない、警官たちの卑怯極まる見せしめの不当逮捕がなくならないようですから、ご用心なされ!