夏目漱石

囊と路の間が歩く。「どんな本を読んでも依然として自分は嚢の中から出るわけに参りません。この嚢を突き破る錐はロンドン中探して歩いても見つかりそうになかったのです」(漱石)

‪「外国へ留学する以上は出来るだけ骨を折って何かしようと努力しました。しかしどんな本を読んでも依然として自分は嚢の中から出るわけに参りません。この嚢を突き破る錐はロンドン中探して歩いても見つかりそうになかったのです。」

夏目漱石- 私の個人主義